Side A
1-breker blaker (from giza 2017) / 2-unreleased 1 (2021) / 3-loop1 (from beats and vibes 2011) / 4-meditate (from slave of junk system 2012) / 5-sun beam inst (2012) / 6-lynx (from animizm 2019) / 7-yesterday feat bugseed (from pier7 2014) / 8-6sense (from slave of junk system 2012) / 9-mokamatari (from libra loops 2019) / 10-loop2 (from beats and vibes 2011) / 11-teen age tapes1 (2010) / 12-A.K.I.ROUD (from beats and vibes 2011) / 13-rom and rum (from beats and vibes 2011) / 14-back in the days (from TOMORROW-10:30 2013) / 15-on and on (from slave of junk system 2012) / 16-soul in the hole (from from fixation 2013)
1. Groove One - Entrance Fee / 2. Groove To - Nasal Passage / 3. Groove Tree - Intermediate Level / 4. Groove For - Caucasian Occasion / 5. Groove Sink - Tea Time / 6. Groove Sicks - There A Lot Of It About / 7. Groove Severn - Not As Easy As It Seems / 8. Groove Ate - It Wasn't Quite What I Expected / 9. Groove Nein - All Comes Out In The Wash / 10. Groove Off - I Thought It Would Never End(22june02)<-font>(22june02_14)<-font>(22june_reco)<-font>
El Palmas Music の人気シリーズと言って問題ないでしょう。ヴェネズエラの60年代から70年代の音楽の至宝をコンパイルしたコンピの第3弾がリリース!!
第1弾、そして第2弾とあまりの内容の濃さ、ディープさに衝撃を覚えた方も多いはず。ヴェネズエラの知られざるグレイト・ミュージックをセレクトしたコンピレーション・アルバム、Color De Tropico。素晴らしい音楽にどうやらキリはないみたい。シリーズ第3弾のリリースが決定。DJ El PalmasとEl Dragon Criollo の冴え渡るキュレーション。伝統的なリズムのモダン化は今なお新鮮に響くハイブリッド音楽を当時生み出していたのだ。これまでにリリースされた2作と比較するならばロック、ファンクより。で、今回は異形、変わり種な曲が多め、ですかね。一聴、んっ??て感じかもですが、何か引っかかる、気になるんだよなぁ的な、中毒性の高い楽曲が並ぶ。Lado A、4曲めのガールズ・ブガルーに5曲目のバラーダ。Lado B の1曲目、テイク・ファイブのラテンファンクカヴァーからシリーズお馴染みのサルサ系ももちろん網羅。で、Lado B の2曲目。Los Megatones De Luco はヴェネズエラの最も古いサルサバンドと言われているそうで、本作収録曲はサルサ誕生以前のパチャンガと相当なレアー曲。などなど、トピックスに尽きないのは毎度のこと。キュレーター曰く、「この曲たちは、限りなく楽観的な時代を示唆する、生命力と創造性に満ちた曲」とのこと。なるほど、しっかり考えてますね。そんな心意気を、頭の隅にヴェネズエラ産音楽遺産を楽しもうではないか。その先の感動もきっと蘇るはずだから。(text by Amemiya KSK)
1. Un Dos Tres y...Fuera - Aquella Noche / 2.Principe y Su Sexteto - San De Manique / 3. The Pets - El Entierro de un hombre rico que se murio de hambre / 4. Los Pajaros/Shake it Baby
05.Los Terricolas - Mi Bella Ilusion / 6. Grupo Baquedanu's/Toma Cinco / 7. Los Megatones de Lucho/Yo se que tu / 8. Junior Squad/Siempre para ti / 9. Johnny Sedes/Guarare / 10. Geminis 5/Tus16 anos(22june01)<-font>(22june01_11)<-font>(22june_reco)<-font>
label : / format : MIX CD condition : 中古 RD-M / JKT-M
【MIX CD】昼間に外や窓全開の空間で聴くと気持ちのよい balearic sound から幕開け、ethnic な deep house、beat down、jazzy、soulful な deep house へと展開し、laidback した balearic soundが deep house にミックスしていき、トップスピードにのって最後は chemical brothers の asleep from day が速回しの atmospheric なサウンドとのミックスで最高潮に導いてくれる。タイトル通り、chill でアッパーな快適な旅へ連れて行ってくれます。ジャケットデザインは、村岡洋樹によるアートワーク。
Running time 60min
【DJ TOM WAVES】1984年、東京文京区に生まれ、10才ごろからスケボーに乗り始める。16才でムラサキスポーツからライダーとしてサポートを受け始める。秋葉原、池袋を拠点にストリートスケーティングに明け暮れ、20才から友達の影響で DJ を始めた。毎日スケートしていた仲間たちと渋谷、六本木を拠点にパーティーをプロデュース。同時にサーフィンにも目覚め、快楽3をループして青春を駆け抜ける。2006年、ドメスティックスケートアパレルブランド、カラーコミュニケーションズのファーストライダーとなりスケートトリップ、サーフトリップ、DJパーティーとマルチに活動。2010年、サーフィンで海に入る直前、砂浜で頭部に受けた衝撃から突如左半身不随となり、9カ月入院、車イスライダーとなるものの、持ち前のポジティブマインドでリハビリを続け、ハンデを背負いながらも台風の波に乗り、スケートボードにも乗っている。2016年、DJ として 1st mix CD “TRIP TO LATIN FREEDOM” をリリース。都内を中心にアンダーグラウンドなスタイルでプレイし続けている。
DJ TOM WAVES(喜久田弘雄 AKA トム)
1984年、東京生まれ。スケートボーダーとして2006年よりCOLOR COMMUNICATIONSのライダーとして活動。2010年にサーフィンをしに海へ入る直前、砂浜で突如受けた頭部への衝撃により左半身不随になるが、持ち前のポジティブマインドとリハビリにより歩けるまでに回復。2012年頃からDJとして都内の現場に復帰し、イベントなどで右腕一本でプレイしている。
DJ MIXTAPEシリーズ【Mitime Tape Series】5作目となる今作は、2021年ドイツの《Sichtexot》よりリリースされたMinor Sightsをはじめとする国内外問わず多くのレーベルから楽曲をリリース、ビートミュージックに焦点を当てたレーベルHermit City Recordingsを主宰するなど幅広く活動し世界中から高い支持を得るビートメイカーtajima halの新録DJ mix
現在は京都を拠点とする企画編集グループ「ホホホ座」の一員として活動する松本伸哉と、下北ナイトクラブを母体としたクラブZOO及びSLITSにて企画兼代表を務めていた山下直樹によるユニットTHE FORTUNES IN FURY。UKのサウンドシステム・カルチャーの中で、ポストパンクやニューウェイブ、クラウトロック、ディスコ、レゲエ、ファンク、インダストリアルなどが混然一体となって鳴らされていた時期の空気感を感じられる選曲と、さらには二人の手によってカット&ペースト、エディット、コラージュといった手法を取り入れた革新的MIXCDが、ロボ宙/Last Momentsの最新7インチシングル「TODAY」やガレージロック・バンドThe EViL HooDooのライブ盤リリースを手掛けてきたserach of MANYより改訂版としてリリースとなりました。DJミックスにおけるエディット感覚を拡張させることに成功した傑作です。再リリースにあたってのリマスタリングをPlum Hills BasementのHACCHIが手掛けています。
【推薦コメント】
70-80年代ポストパンク・ニューウェイヴ・クラウトロック・ディスコ&ダブの強力なるメガミックスとでも呼ぶべき、磨き抜かれた選曲のもと、切って貼って切って貼っての80'sエレクトロ・エディット感覚を経てセンス漂いバッチリ編集加工された強力ノンストップ・ミックスCD、32分16秒と41分33秒。こんな代物が2012年にリリースされていたとは…。10年の歳月を経て、あらためてSearch of MANYより世に出される問題作。
(COMPUMA)
それはひとつの発明、というよりも魔法である。エディット、サンプリング、ある種のDJカルチャーのカット&ペーストの作法は、その表層に張り付いた時代を消滅せしめ、音楽のそこかしこに宿るむき出しの魅力を取り出して、新たなる地平を切り開く。本作品も、正にそうした魔術のようなサウンドが結実した、魅惑の作品と言えるだろう。
松本伸哉、そして下北沢の〈ZOO/SLITS〉を運営していた山下直樹によるTHE FORTUNES IN FURY、その作品はポストパンク~ニューウェイヴで満載のレコードボックスをひっくり返し、ビートと断片を繋ぎ合わせ、活力に満ちあふれたフランケンシュタインをこの世に音楽として転生させた。ダブル・ディー&スタインスキーとキング・タビーがカルチャー・クラッシュした、ダビーに、ソリッドに、めくるめくフレッシュなビートの応酬。パンク、エレクトロ、ファンク、レゲエ、ダブ、インダストリアル等々が、単なるサンプルやDJミックスとも異なった、ミクスチャーではなく、文字通りハイブリッドな強度を持って矢継ぎ早にグルーヴを繋ぐ。さまざまな景色へと手をとって聴くものを誘っていく。
ある時、ある場所においては共有されていた感覚を伝搬する、ポスト・パンクの躍動を、DJカルチャーが開けた新たな世界へと投げ込み、その革新性を読解した指南書のようでもある。(OTOTOY編集長 河村祐介)