YUIMA ENYA / J.A.K.A.M. / DJ KENSEI。年代もキャリアも多様なバックグラウンドをもつ稀代のアーティスト三人による、初めて一つのアルバムとして世に送り出す入魂の作品『祝詞 - Norito -』。「矮大」「謳歌」「ひょっとこ」「火男」など6曲収録。
Side X は、J.A.K.A.M. がインド、パキスタンに行った際に録音した、現地のミュージシャンによる様々な民族楽器の演奏と YUIMA ENYA の詩と歌唱によって、日本もアジアの一部だと再認識させてくれる壮大なスケールの、J.A.K.A.M. と YUIMA の初共作「矮大」で幕を開ける。「矮大」は2024年5月に先行配信でデジタルリリースされ、国内外で高い評価を得た。2曲目は、日本の伝統芸能の一つである “阿波踊り” が放つ力強いビートに乗って、J.A.K.A.M. による多彩な楽器アレンジとうねるベース、空をどこまでも突き抜けていくような YUIMA のボーカルが印象的で盛大な曲「謳歌」、そして3曲目に、J.A.K.A.M. の盟友 MaL (PART2STYLE) による、南アフリカ発祥のハウスから派生したジャンル Amapiano をビートアレンジに加えた「矮大 (MaL RMX)」を収録。
Side Y は、DJ KENSEI によるトラックと YUIMA ENYA による初共作3曲を収録。1曲目は第三楽章まである「ひょっとこ」。2023年に Final Drop 20年ぶりの新作を DJ KENSEI と共に制作した、太古からのDNAを受け継ぐ周波数を感じるオリジナルな楽器を奏でる GoRo the Vibratian の演奏と、ラップアーティスト 本田Q の語り、YUIMA のスピリチュアルで情感豊かなボーカルで幕を開ける。3分20秒を過ぎたあたりから太いドラムのキック音と水しぶきの音、日本の祭りのような音と共にシーンが移り変わり、Hip-Hop ユニット “母親文化村” での活躍も目覚ましい女性ラッパー YUKKO! による、子と母をモチーフにした詩のラップがこころを震わせる。再びシーンが変わり、アブストラクトでブレイクビーツ的なエレクトロニックサウンドと、無常の喜びをテーマに詩を書き上げた YUIMA の優しいメッセージのポエトリーリーディング、GoRo の楽器演奏と YUKKO! の掛け声、これらすべてが渾然一体となって有機的に融合していく。大地から銀河系の彼方まで意識が拡張していくような9分超えの大作だ。2曲目は、牧歌的なメロディーラインと前衛的なアレンジ、DJ KENSEI による祭りのビートと本田Q の掛け声、YUIMA のゴスペルフィーリング溢れるボーカルが気持ちいい「火男」、そして Side Y の最後3曲目は YUIMA のボーカルと GoRo the Vibratian による手作りの西アフリカの弦楽器、ンゴニとベースカリンバ、竹笛の演奏によるアンビエントな楽曲「Bliss」を収録。ボーナストラックとして、3つのロックド・グルーヴも収録されている。
マスタリングは Side X の3曲と Side Y の3曲を、自身もソロ作品「Primal Dub」「Primal Dub 2」や ZEN RYDAZ、PART2STYLE としての活動で知られるアーティスト MaL が担当。
■ Side X : YUIMA ENYA + J.A.K.A.M.
1. 矮大 Waidai
2. 謳歌 Ouka
3. 矮大 Waidai (MaL RMX)
■ Side Y : YUIMA ENYA + DJ KENSEI
1. ひょっとこ Hyottoko (feat. 本田Q, YUKKO! and GoRo the Vibratian)
2. 火男 Hiotoko
3. Bliss
日本のアンダー・グラウンド・ヒップホップ・シーンの立役者、THA BLUE HERBによる02年作。O.N.Oによる卓越されたビートメイクと、プーンギ(コブラ笛)等の民族楽器からのサンプリングを使ったトラックに、ILL-BOSTINOの11分にもわたる彼独自のリリックが紡がれるマージナルなヒップホップ。
1. Main / 2. Inst(25jan02)<-font>(25jan02_16)<-font>
DJ DREZことSTEVEN BRADLEYによる傑作アルバム!妖しく響き渡る民族楽器やエスニックなヴォーカルフィーチャーしたダウンテンポ。INCREDIBLE BONGO BAND「APACHE」使いのアップリフトなブレイク・ビーツなど、唯一無二のオリエンタル・ブレイクビーツを全14曲した大推薦盤!※盤面のスリキズ目立ちます。
label : EVOLUTION MUSIC / format : 12inch condition : 中古 RD-EX+ / JKT-EX+
カリフォルニア州サクラメントのヒップホップ・レーベルEVOLUTION MUSICからのシングル。妖しく響き渡る民族楽器やエスニックなヴォーカルをフィーチャーしたオリエンタル・ブレイクビーツを披露するDJ DREZによる「AFTER THE RAIN」。THE CHAMP「THE MOHAWKS」ネタ使いのメロウ・ブレイクビーツCRUSH DELIGHT「WHERE YA AT?」。
1. DJ Drez - After The Rain / 2. Crush Delight - Where Ya At?
「Mimyo」の制作は2023年1月、多彩なセレクト / サウンドコントロールによって、オリジナルな音空間を作り出す、日本を代表するトップDJの DJ KENSEI と、ディジュリドゥ、カリンバ、口琴、笛、ハンドパン、パーカッション、自作の楽器を操るバイブレーションアーティスト GoRo the Vibratian の20年ぶりの再会から始動した。
普段はそれぞれソロアーティスト / DJ、ミュージシャン、音響エンジニアとして国内外で活躍する DJ KENSEI、GoRo the Vibratian、Kaoru Inoue、KND の4人が、2002年に屋久島でフィールドレコーディングを行なった際に保存した膨大な量の音源ファイルを、京都アンダーグラウンドシーンに君臨する最重要バンド、SOFT のメンバーであり電子音楽家 / プロデューサー / サウンドエンジニアの KND が今回 DJ KENSEI から話を受けてとりまとめ、それを基盤にして DJ KENSEI と GoRo the Vibratian の二人が新たに構築、制作、そしてミックスを行なった渾身の作品だ。
1. Tranquility Bass - La La La (Fatboy Slim Mix) / 2. Dravidian - Bobbin' With The Beast (Part 1) / 3. Fun-Da-Mental - The Distorted C / 4. Sidestepper - Maine / 5. DJ Die - Achilles Heel / 6. Asian Dub Foundation - Storm The Neighbourhood Watchtower / 7. Bi Polar - Night Air / 8. Sangomas - Siya Dengelela (Roni Size Mix) / 9. Wumni - What A See (Guy Called Gerald Mix) / 10. Somatik - Awake / 11. Transglobal Underground - Ali Mullah / 12. Emperor Sly - Thunderdrum (Original Hifi Mix) / 13. Pfink - First Day(23july02)<-font>(23july02_11)<-font>(e&o)<-font>
奄美大島に産まれたサックスプレイヤーKOYOsaxが旗揚げする。バンド名に掲げられた ODODOとはヨルバ語で「真実」「オリジナル」を意味する。レベルミュージック/ダンスミュージックとしてのアフロビートを軸に、African black musicのルーツである西アフリカ、カリビアン、北米などの音楽的、精神的要素、さらにバンドリーダー KOYOのルーツである奄美を始め、日本の南西諸島の歌と波動を吸収、消化し、独自のバンドサウンドを追求する ODODOAFROBEAT。
Side Aは抒情的でフリーダムなソロパートを挟みながら強靭なバンドアンサンブルで熱量をあげていく圧巻のアフロビート"kokumo"と、ニューヨークのAKOYA Afrobeat EnsembleリーダーのYoshi Takemasaが名付け、ヨルバ族の民族楽器シェケレの演奏で参加したバンドのテーマソングでもある"ODODO"のオリジナル・バージョンを収録。
Side Bには、南米エレクトロニック・シーンをリードする鬼才Barrio LindoによるDJユースな展開/ビートに再構築されたスローハウス・リミックスと、「橋の下世界音楽祭」のオーガナイザーとしても知られるTURTLE ISLANDの永山愛樹の情熱が迸るボーカル・バージョンを収録。