2015年の1st『mellowmoood』、2018年の2nd『あまいひとくち』と2枚のアルバムを経て“メロウすぎるにもほどがある”ラヴァーズロック・シンガーとしてのオリジナルな個性を確立、さらに2019年にはBUSHMINDとの『Kiss With You EP』にてレゲエ/ラヴァーズロックにとどまらない表現を花開かせその魅力を多方面に拡散させているasuka andoから、またもや強力なNewシングルが届けられた。今作はタイ・レゲエ/ダブのオリジネーターであるGa-pi、そしてHollie Cook等のプロデュースで知られるUKレゲエ/ダブ職人Prince Fattyとの驚きのコラボレーション。
エキゾチックかつアーバン、スモーキー&メロウな“Midnight DUB Call”とでも呼びたいKILLERチューンが誕生している。
タイで初めてレゲエやダブをプレイし、1990年結成の国民的スカ/レゲエ・バンド、T-BONEのフロントマンであり、10年以上に渡ってタイにSound System、Dubwise、Rub a Dubといったレゲエのカルチャーを根付かせる活動を続けている、まさにタイ・レゲエのオリジネーター、Ga-pi。タイの首都Bangkokから車で1時間半ほどの工業都市Srirachaの海辺にあるGa-piの自宅兼スタジオ、Jahdub Stido(studioではなくstido)内、“Dub Kitchen”と名付けられた台所に機材を集め、Ga-piがプロデュースするタイの新進気鋭レゲエ/ロックステディ・バンド、Rootsman CreationからフロントマンでSaxのNat Losinkham、PercussionのArtchawin Sinsa-art、そしてasuka andoサウンドの要=ARIらによってレコーディングされたサウンドは、メロウでクール、完璧にレゲエの“キモ”をつかんだ中毒性のあるルーツ・ダブ・リディム。ラヴァーズ・ロック隆盛と同時期のUKルーツ・レゲエが持っていた都会的でシャープbutベース・ヘヴィーなアノ感じも思い起こさせる。
ここにasuka andoのミッドナイト・メロウな歌と日本語詞が絶妙に溶け合って一気に色気が香り立ち、他にはないオリジナルな魅力を放つ楽曲に見事に仕上がっている。
信頼のe-mura (Bim One Production)マスタリング、NONCHELEEEのアートワークもすべて絶妙にハマったSUPA WICKED GREEN DONUTS、名品につきMust Getでお願いしたい。
1. Wait Till Dawn / 2. Wait Till Dub(20feb04)(20feb04_24)(jreggaedub)
ANDY WARHOLが手がけたこの世で最も芸術的なバナナはROCKファンのみならず多くの人々に強烈なインパクトを残した事実は語らずもがな。世紀の名作ヴェルヴェッツの1STアルバムの冒頭を飾った愛らしいイントロが馴染みの1曲が、50年以上もの時を超えバナナジャケット付で復刻。オリジナルと同デザインの青Tラベルに加え、バナナジャケットの裏側は当時の初回仕様とされる「TORSOジャケット」を再現。
2016年、R&S を母体とした UK レーベル Meda Fury からリリースされた 2LP アルバム "PALELUX"が国内外で高い評価を受け、現在も様々な方面で活躍する RYOTA OPP の New Album“Esoterica”がTastee T Production から Cassette Tape+DL CODE 、Meda Fury から デジタル音源とフォーマットを変え2レーベルから同時リリースされる。
2011 年に処女作を送り出して以降、世界的な新世代の Disco / House シーンの台頭と日本のClubシーンに対し新しい創造性と挑戦を 提示して来た RYOTA OPP。今回は以前までの作品にも増して、更に豊かな音楽性の表現を内包し、Disco / House というジャンルの垣根を 超えた、新しいDance Music の価値に挑戦している。 "esoterica" は従来の Club Music
と、古い原始的な音楽の狭間にあり、古い東欧の雰囲気を起点として、アジア、アフリカ、南アメリカのルーツミュージックへと手を伸ばす。作家の個人的な郷愁や旅情を散りばめ従来のクラブミュージックと一線を画す感情的な豊かさを表現している。サイケデリックでプライベートで、そして名もない旅の古びた、しかし新しいスナップショットのような音楽であり物語だ。この音楽的旅情を彩るにあたり冒頭 1 曲目では様々なバンドで日本のアンダーグランドシーンを牽引する Go Max Goda(aka Kaeko Kimura) が シンセサイザーとして参加。旅の終盤に差し掛かる最後から 2 曲目の Astringencyではフレンチバンド La Chatte のギタリストNicolas Jorioが哀愁のあるディストーションサウンドで幕引き前の盛り上がりを演出している。
Tastee T Production からリリースされる Cassette Tape+DL CODE では、カセットテープ音源と DLコード音源それぞれ、マスタリング をおこないカセットテープ、デジタル両方の音質で楽しめる作品になっている。また、DLコードデジタル音源は、DJ ユースを想定した マスタリングが施された WAV 音源となっている。
ハウス、 ブロークン・ビーツやダンスホール等の解釈を交え、AFRO BRAZIL などの WORLD MUSIC を現代的にアップデ ート。 陽気 なコーラスが相性良く絡み、DUB 処理を吹き込んだA-SIDE。呪術的グルーヴに神秘を感じさせる壮大な B-SIDE。 多くの 箱でクラウドを唸らせてきた MAMAZUによるカセットテープ作品ならではの浪漫飛行。(19oct05)(19oct05_03)
CORNERDISC所属“十三画"『RUN D BARS』のメンバーであり、様々な形態でのライブ、DJなど長年にわたり活動しているQMYK、DJ WET a.k.a JIN UEHARAによる初のソロ音源がカセットテープ+ダウンロードコードでのスプリット・アルバム「RUN D BARS SPLIT TAPE」。
QMYK サイド「People(s)」では、QMYK独自のサンプリングセンス、アカペラブレンドがスロー&チルなトラックに落とし込まれた11トラック。ダウンロードコード音源ではテープに収録されている楽曲の別バージョンやロングバージョンが収録されている。
DJ WET a.k.a JIN UEHARAサイド「wit side」では、PCサンプリングを使用せずハード機材のみを使用し制作されたどこか哀愁を感じさせるメロディックなシンセが響きわたる6トラックが展開される。両サイド共に、長年の活動で培われたセンスが落とし込まれた全17曲が収録された作品となっている。また、マスタリングには、cro-magnon(Jazzy Sport) のライブや数々の作品のレコーディング、マスタリングなど多岐にわたり活躍するMasakazu"J"Shinyaが担当。ダウンロードコード音源は、DJユースを想定したマスタリングが施されたWAV音源となっている。カセットテープとダウンロードコード両方の音質で楽しめる作品になっている。
-Track List-
QMYK サイド「People(s)」
1. Beats of Stargazer / 2. Conversation / 3. Float on Tsurumaki / 4. Sunday People / 5. Night Ride / 6. Beach Fire / 7. Baby Stake is High / 8. Kind Gravity / 9. Around / 10. Crazy on my mind / 11. So one
DJ WET a.k.a JIN UEHARAサイド「wit side」
1. setagaya / 2. night game / 3. afterglow / 4. wet wild / 5. reservoir dogs / 6. rain boots blues(19oct05)(19oct05_03)