『High Psy』と『Country of Origin:Japan』という2枚のオフィシャル・ミックス、Pangaeaでのライヴ・ミックス『OOPARTS 0001』に続くHIKARUの新作ミックスは、彼のレコード・バックにこのところ常備され続けているレコードの数々を中心に組み立てられたミックスとのこと。メロウな『High Psy』のチルアウト~バレアリック感や、国内アーティストの音源にフォーカスした『Country of Origin:Japan』など、これまでのコンセプチュアル作品も素晴らしかったのですが、普段は現場でしか体験出来ないHIKARUならではのハウス~ディスコ~ダブ~ロック etcなボーダーレスなセレクトと熱量の高さを部屋に居ながら堪能出来るという意味合いでは、これぞ過去最高の1枚です。また今回はすべてヴァイナル音源からプレイされているそうで、彼のDJバックの中身をリアルに垣間見れるという点では、アナログ派のDJ諸子にとっては参考性も高い1枚となりそうです。<1409-2-KAZAMATSURI>
蛇の骨に小鳥の骨がくるまれて、肺胞に雷が咲き散っている。ワリシビの丘、タビリ山稜、ワラベ川、イラハの木、ゴブル谷。ウウォロ、ウウォ、ウウォレマ。ソロロベ、ソロロ、ソロロレマ。ホロロ、ホ、ホレマ。カルリの神話について書かれた本を読みながらFierce as folk聴いてたら、いきなり良い声で歌いたくなって、うがいをしていた。
(威力) (14sep01)(14sep01_04)(jtechnohouse)
言わずと知れた自由奔放ill HIP HOP集団・MIC JACK PRODUCTIONからDJ KENが登場!オール・ミックスで自由度の高いDJプレイに定評があるDJ KENによる確かなセレクション。低音を共通項に、現場感のエッセンスと作品としての精度を巧みに織り交ぜた怒濤の75分をお届け。これまでのMIX作品の中においても群を抜いてアップリフティングな本作は、日本各地のパーティーを飛び回りリスナーをロックし続ける生粋の現場DJとしての面目躍如とも言える内容で、パーティー・ヘッズ増加に貢献する事必至の一枚!オリエンタルな上音とグルーブ感溢れるパーカッションが印象的な"DJ DREZ /AFTER THE RAIN"や、「あの曲」の声ネタとしてお馴染みのHIPHOPクラシック"BLACK SHEEP/WITHOUT A DOUBT"をエディットしながら徐々に体温を上げて行く序盤。ハードなドラムと濃密な低音を展開させ攻撃力を増して行く様が圧巻の中盤は、ADRIAN SHERWOODやDJ SPOOKYといった好き者には間違いない楽曲で構成。加えてFILASTINEのDJ BAKU REMIXや、SCREAMのDJ ZINC REMIXといったDJならではのセレクトも抜かり無し。妖艶なヴォーカルと巧みなダブ・ワイズが印象的な"DOKKEBI Q/GOBBELEDYGOOK"をテンションのピークとしつつ、そこから"DRY & HEAVY"と"PETE ROCK"(!)を経てSMIF-N-WESSUNに巧みに着地することにより、DJとしての手腕をより明確なものにしている。(14sep01)(14sep01_04)
■■■■■■[大石始 プロフィール] ■■■■■■
東京No.1トロピカル・ミュージック・パーティー「TOKYO SABROSO」構成員にして、旅と祭りの編集プロダクション「B.O.N」ライター/エディター。日本を含むアジアのルーツ・グルーヴと熱帯エリアの下世話な大衆音楽を酔いどれ気分でミックスし、フロアを村祭り会場に変えることがテーマ。海外アーティストとの競演も多く、これまでにマフト・サイ、ニコデマス、ディック・エル・デマシアード、ノルテック・コレクティヴらの日本公演に出演。ライター/エディターとしては編著書「大韓ロック探訪記」(2014年)や著書「関東ラガマフィン」(2010年)、共同監修を手がけた「GLOCAL BEATS」(2011年)、編集を担当した「MANU&CHAO」(2014年)などがあり、共著書は多数。2012年には監修を務めたコンピレーション・アルバム『DISCOVER NEW JAPAN 民謡ニューウェーブ Vol.1』もリリースされた。近年は「日本の祭り~民謡」と「アジアのアンダーグラウンド・シーン」をテーマに取材を重ねており、2015年には3.11以降の祭り体験を綴った単著が出版予定。<1408-3-GNT><1408-4-JAHTOME>(14aug03)(14aug03_18)
「レゲエはもちろんBASS MUSIC大好き!けど、ジャングルもドラムンベースも聴いたことない、という方に、このミックスをオススメしマッシヴ。「レゲエ」「ダブ」「ラガ」はレゲエ/ダブ/ラガ以外にもある、ということがよくわかるショウケース的ミックス!」
DJ YAHMAN(Tribal Connection)
●「2014 Outlook Fes JPでのJungle Clashの戦友でもある、北のベースマスターSHORT-ARROWがついにJungle Mixをドロップ!RAGGA JUNGLEを主体に、全編通してREGGAEのフレイバーをふんだんに練り込んだミュータントなMIX!!!ジャパニーズを積極的に取り入れているのも魅力、そしてダブプレートの多さにも是非注目してもらいたい。北のJungleは任せたぜSHORT-ARROW!!!!!」
DJ DON(新宿ドゥースラー)(14Aug02)(14Aug02_07)