身体を力強く躍動させる勝氣煙によるパーカッション・リズム/グルーヴに、RHYDAの唯一無二のラップが魂を鼓舞させ、まさに”ゆめまつり”のエネルギーが時空間を巡る強烈作。
Side Bには、 DJ MAS aka SENJU-FRESHによる、波打つボトムラインを効かせながら抜群のビルドアップ&展開で”まつり”をグルーヴィーに揺らすRMXヴァージョン「ゆめまつり SF REMIX」を収録。ミックス/マスタリングは、HOODISH/SIDEDISHからのリリースでお馴染みのMAL a.k.a Primal Dubが手掛けている。
2017年にタイ伝統音楽の「教科書」とも言える『TRIP TO ISAN 旅するタイ・イサーン音楽ディスク・ガイド』の執筆を終えたSoi48が次に向かったのは、アジアの人々がつくり出す「夜の現場」だ。宇都木景一と高木紳介の二人は仲間たちとともに、タイ、ベトナム、ラオス、マレーシア、インドネシア、フィリピン、ミャンマー、台湾、韓国、日本を旅しながら、各地のナイトクラブやフェスティバル、シークレットレイヴ、移民労働者向けディスコに通い詰め、関係者たちとの交流を深めながら、その知られざるクラブカルチャーの秘景を記録し続けてきた。
本書『ADM: Asia's Own Unhinged Club Culture』に収録された計167点の写真は、世界的な隔離期間を含む2017年から2025年のあいだに撮影され、アジア各地域で愛され、育まれてきた「ADM」の生態を写し出した貴重なヴィジュアル・アーカイブを提供している。現地に足を運ぶことでしか得られない独占的なスナップショットの数々は、それぞれの地域のダンスミュージック愛好家たちがもつ創意工夫・機知・情熱の結晶を照らし、均質化するグローバリゼーション中で、またべつの未来を予感させてくれるものである。
著者_Soi48
版元_自主出版
仕様_中綴じ・オールカラー・オリジナルシュリンク
判型_257 x 182 x 7mm
頁数_228P
部数_限定1,500部
■Soi48
DJ、執筆、デザイン、パーティー活動を通じてアジアの魅力を発信する2人組。その関心は、古い伝統音楽から最先端のダンスミュージック、レコードからインターネットに落ちている音源まで、多岐にわたる。映画『バンコクナイツ』(空族)や、EM Recordsのタイ音源シリーズ監修のほか、トークイベント、テレビ、ラジオ出演などを通じて、アジア音楽や旅の魅力を紹介している。著書に『TRIP TO ISAN:旅するタイ・イサーン音楽ディスク・ガイド』(DU BOOKS)、『OMK#001』(OMK)、『ADM: Asia’s own unhinged club culture』がある。現在アジア各国のダンス・ミュージック、サウンドシステム文化を調査中。(25oct03)<-font>(25oct03_18)<-font>(25oct_reco)<-font>
ADM#007 では、「Budots」のオリジネイター=DJ Love に加え、「Budots」を新たな次元へと引き上げるべく 「Post-Budots」という主題を掲げ、東南アジアの島国からダンスミュージックシーン全体に蔓延する停滞感、エリート主義、政治性に揺さぶりをかける obese.dogma777 によるミックスを収録。ダウンロードコード付き。
■DJ Love
ダバオ市カムス出身の音楽プロデューサー。2000年代初頭にフィリピンで誕生したエレクトロニック・ダンス・サウンド「Budots」を創出した第一人者である。2004年には Camusboyz Budots DanceGroup を共同設立し、その爆発的なムーブメントを牽引。反復的で中毒性の高いビートは SNS と抜群の相性を誇り、TikTok、抖音(Douyin)、YouTube などを通じて世界中へ浸透した。代表曲「TiwTiw」はTikTok だけで 5万本以上の動画に使用されている。2023年には Manila Community Radio Boiler Room に出演し、ポジティブなパフォーマンスが大きな話題に。「ブドッツ」の名を世界へ広めることに成功した。現在はヨーロッパやアジア各国のフェスティバルに招聘されるスターDJとして活躍している。
■obese.dogma777
フィリピン・マニラを拠点にする音楽プロデューサー/DJ・Jorge Juan B.によるプロジェクト。かつては「similarobjects」の名で電子音楽を制作し、「Manila Community Radio」の共同創始者としても知られる彼は、ポストモダンなクラブサウンドを通じて、秘教的で過剰主義的な音楽世界を構築する。ポップカルチャーからネットミーム、オカルティズム、ハイパーリアリズムといった領域からの影響を有機的に混ぜ合わせながら、メインストリームのクラブ的パターンを再文脈化し、伝統とデジタル・グロテスクの境界線を曖昧にするようなサウンドを志向している。(25oct03)<-font>(25oct03_18)<-font>(25oct_reco)<-font>