世のヴィンテージ、ラテン音楽好きが歓喜するであろう再発盤が入荷!ヴェネズエラ・ラテンの最高峰に君臨すると言っても過言ではないであろう一枚、Frank Y Sus Inquietos のアルバムが現行ラテン音楽からヴェネズエラのヴィンテージ音楽などを紹介するレーベル、El Palmas Music より再発!
レーベルからのインフォメーションで、このアルバムを知りましたが聴いてびっくり。なにこの音!パンチ!そして展開!こんなGuaguanco にDescarga が聴きたかったんだよ。そして、レコードについて調べてまたビックリ。某海外音楽ソフト通販サイトでは、1,000ドルオーヴァーの値段で取引されてるじゃない。。目を疑う値段。それがこうして手軽に手がとどく存在になるとはうれしい限り、ではないでしょうか。僕はホント嬉しいです。オリジナルリリースは1967年。一音先の展開に胸躍る、手に汗握る本作。閉じ込められている熱量がハンパない。これが当時のヴェネズエラの熱気なんでしょうか。石油産業が大当たりして好景気を迎え中南米にカリブ各国、そして世界各地から音楽に文化、ミュージシャンが集まり、融合し創造した圧倒的なリズム。野性味、個性には驚きを隠せない。そしてその美しさには胸が苦しくなるほど。大興奮の一枚は今尚変わらず、まるで宝石のような輝きを放っている。聴くたびに新たな発見があることでしょう。El Palmas Music の素晴らしい仕事に乾杯。高けりゃ良いってもんじゃないし、レアーだから良いってもんでもない。いや、これはマジですごいよ。。(text by Amemiya KSK)
1. La Ley De La Vida / 2.Mi Primer Amor / 3. Rumba De Salon / 4. Mira Hacia El Presente / 5. Resignate / 6. La Descarga De Frank / 7. Tengo Felicidad / 8. El Boricua / 9. Rumba Pa El Solar / 10. Que Seas Asi / 11. Tu Orgullo / 12. Mensaje De Paz(21dec03)<-font>(21dec03_17)<-font>
耳に焼きつくブルージーでサイケデリックなギター、軽やかなピアノのメロディーが、パーカッシヴなクンビアのリズムと絡み合い、つい身体もノリノリになってしまうグルーヴを醸し出すラテン・ミュージックを披露する「SENTENCIA」。爽快なギターのメロディーが彩りながら翔び音もスパイスを与えるダンスホール調のトロピカル・チューン「LA NUMERO UNO」。両面とも大推薦でございます!
1. Sentencia / 2. La Numero Uno(21dec03)<-font>(21dec03_17)<-font>
フレンテ・クンビエロからジョアン・ドナート&ドナチーニョまでを主に7INCHカットしていくNYCの好レーベル、NAMES YOU CAN TRUST のスプリット・シリーズの2021年最新作! ヘタウマな女性ヴォーカルがキュートなSIDE-Aは、NYを拠点に活動するJosue Granados(Sonidero Mixteco, Los Taxis)とDayan Silva(Dayansiiita)のデュオ、Raspaduraによるドープなレゲエ調サイケデリック・ラテン! チープなオルガンサウンドが強烈なSIDE-BはConjunto Papa Upaを率いるAlex Figueiraなどが参加したGrupo Pernilによる60年代的サウンドが強烈なサイケデリック・ラテン!
1. Raspadura - Pa Que Gocen / 2. Grupo Pernil - Danza De La Cabra(21dec01)<-font>(21dec01_03)<-font>(21dec_reco)<-font>
コロンビアの伝統音楽をベースにサイケ、クラウトロック、ノーウェーヴなどがゴッタ煮になったサウンドで、ラテンという枠を超えて多くの音楽ファンを巻き込んだアルバム『CUMBIA SIGLO XXI』に続いて、メリディアン・ブラザーズが待望の新作を発表!今回はコロンビアの首都ボゴタのネオ・トロピカル・ムーヴメント新世代による大注目のクンビア・プロジェクト、コンフント・メディア・ルナとのコラボレーション作品。
1. En Teusaquillo te pueden partir la cara / 2. Mi primo el boxeador / 3. Pensando en mi morena / 4. La conquista de otros planetas / 5. La secta / 6. El profesionalismo es importante / 7. Paz en la tierra / 8. La tocata de Iván el terrible / 9. La pesadilla / 10. El hombre de alma traicionada(21dec01)<-font>(21dec01_03)<-font>(21dec_reco)<-font>
1. Let's Live Forever, Love / 2. Bumblebee / 3. Juanita / 4. O Sapo - the Frog / 5. You Never Told Me / 6. It's Nice / 7. If Tomorrow Will Come (I Don't Know) / 8. Vasto Como O Ceu - Vast As the Sky / 9. O Mundo e Seu - the World Is Yours(21nov04)<-font>(21nov04_26)<-font>(21nov_reco)<-font>
アフロ、ラテン、トロピカル音楽の未来を創造する作品をリリースし続ける、Galletas Calientes Records からデビューLP も素晴らしかったヴェネズエラのプロデューサー/DJ の、Caribombo の7インチが入荷。
デビューLP、Camaleon では世界各地のフォーク・ミュージックのピースをエレクトリックな手法で紡いだワールド・ビートの明日を提示。その手腕を余す所なく披露してくれた彼。本作では前作とは打って変わりアップリフティングなダンス・ミュージックをリリース。Lado A ではLos Bulldozers のメンバー、Fabian Morales とヴェネズエラのLa Gallera Social Club のベイシスト、Miguel Romero が参加。スークースのギターとソカ的なアッパービートにガーナ出身のシンガーZongo Abongo によるダンスホール的なヴォーカルが組み合わさった新たなヴェクトル感じるトロピカル・チューンを収録。Lado B にはNkumba System のギター、ギロ・クロスが参加。チャンペッタ的なフレーズが飛び交う、こちらも負けず劣らずなアッパー系アフロ・ハウスを収録。打ち込みながら、太陽と土の匂いを感じさせる暖かくハッピーな音は、聴く者を自然とダンスへと誘い、幸せにすることだろう。この路線も行けちゃうのか、Caribombo よ。只ならぬ才能を存分に見せつける一枚は、間違いなくダンス・フロアが歓喜する。(text by Amemiya KSK)