コロンビアの伝統音楽をベースにサイケ、クラウトロック、ノーウェーヴなどがゴッタ煮になったサウンドで、ラテンという枠を超えて多くの音楽ファンを巻き込んだアルバム『CUMBIA SIGLO XXI』に続いて、メリディアン・ブラザーズが待望の新作を発表!今回はコロンビアの首都ボゴタのネオ・トロピカル・ムーヴメント新世代による大注目のクンビア・プロジェクト、コンフント・メディア・ルナとのコラボレーション作品。
1. En Teusaquillo te pueden partir la cara / 2. Mi primo el boxeador / 3. Pensando en mi morena / 4. La conquista de otros planetas / 5. La secta / 6. El profesionalismo es importante / 7. Paz en la tierra / 8. La tocata de Iván el terrible / 9. La pesadilla / 10. El hombre de alma traicionada(21dec01)<-font>(21dec01_03)<-font>(21dec_reco)<-font>
アフロ、ラテン、トロピカル音楽の未来を創造する作品をリリースし続ける、Galletas Calientes Records からデビューLP も素晴らしかったヴェネズエラのプロデューサー/DJ の、Caribombo の7インチが入荷。
デビューLP、Camaleon では世界各地のフォーク・ミュージックのピースをエレクトリックな手法で紡いだワールド・ビートの明日を提示。その手腕を余す所なく披露してくれた彼。本作では前作とは打って変わりアップリフティングなダンス・ミュージックをリリース。Lado A ではLos Bulldozers のメンバー、Fabian Morales とヴェネズエラのLa Gallera Social Club のベイシスト、Miguel Romero が参加。スークースのギターとソカ的なアッパービートにガーナ出身のシンガーZongo Abongo によるダンスホール的なヴォーカルが組み合わさった新たなヴェクトル感じるトロピカル・チューンを収録。Lado B にはNkumba System のギター、ギロ・クロスが参加。チャンペッタ的なフレーズが飛び交う、こちらも負けず劣らずなアッパー系アフロ・ハウスを収録。打ち込みながら、太陽と土の匂いを感じさせる暖かくハッピーな音は、聴く者を自然とダンスへと誘い、幸せにすることだろう。この路線も行けちゃうのか、Caribombo よ。只ならぬ才能を存分に見せつける一枚は、間違いなくダンス・フロアが歓喜する。(text by Amemiya KSK)
ペルーのサイケデリック・クンビア、チーチャを演奏するアメリカのグループ、Money Chichaの2021年新作は熱帯的なサイケデリック・トロピカル・サウンドが強烈な1枚! アルバムは2つのセッションに分かれており、例えるならそれぞれが山の異なる側面を表している。サイドAは、伝説的なペルーのギタリスト/作曲家のJose Luis Carballo (Chacalon / La Nueva Crema)が参加したペルーの音楽へのオマージュ的な内容。サイドBは、テキサスにあるソニック・ランチ・スタジオで録音され、トロピカルかつ未来的なMoney Chicha本来のサウンドが楽しめるものとなっている。
label : EL PALMAS MUSIC / format : LP condition : 中古 RD-EX / JKT-EX
ヴェネズエラ音楽の至宝を紹介するコンピ、Color De Tropicoや、現行ラテン・グループのAcid Coco、Contento、La Jungla、El Dragon Criollo などを紹介する今、目が離せない大注目のレーベルEl Palmas Music からJaguar のアルバムが入荷。
現在はヨーロッパを拠点に活動するコロンビア人デュオ、Jaguar。2017年頃から活動を開始。非凡な感覚に感性で、コロンビアの人びとのタフな日常の明日の糧となる、リアルなストリート・ミュージックのネクスト・レベルを提唱。クンビア、サルサ、ボレロ、ロック、ズークに、チャンペッタ。コロンビア全土、カリブ海から太平洋岸、そしてアンデス山脈の高地の音楽要素まで飲み込んだこのキャパシティの大きさは驚異。そして斬新なアイデアと欧州のダンスカルチャーを通過した影響。サイケで、ディスコ、エレクトリックなダンス・ミュージックのグルーブが融合した、新しい波のラテン/トロピカル音楽を発明!これは新たな才能の登場。しかしこのレーベルのクリエイティビティ、ほんと凄いな。聴き逃して欲しくない新感覚のラテン音楽が次々と産まれてる。その刺激的なカタログに、またヤバい一枚が加わります。(text by Amemiya KSK)
1. Guadalupe / 2. Siguele EL Paso / 3. Contra La Corriente / 4. Ten Presente / 5. La Pena Estrena / 6. Bailalo Tu Tambien / 7 .Fruta Madura / 8. La Isla / 9. Rio Arriba Rio Abajo / 10. Lagunas(21oct04)<-font>(21oct04_28)<-font>(21oct_reco)<-font>
5ヶ月ぶりのリリース!て、騒ぐレベルでは無いんですが。5ヶ月リリースが無いと久しぶりに感じてしまう。それだけ待ち遠しいってこと。コンスタントに現行アフロ・トロピカル・ミュージックの良作をリリースし続ける、Galletas Calientes Records から待望の一枚が発売!アルゼンチン出身、ジャングル、ベイス・ミュージック界からKrak In Dub が久々にGalletas Calientes Records とタッグを組んだ話題作、入荷です。
レーベル初期作でSystema Solar やPapaya Republik のリミックスを発表していたKrak In Dub。Galletas Calientes Records とは深い繋がりのプロデューサー。その彼がこの度、晴れて帰還。そしてアフロコロンビア音楽文化と、信じられないほど多様な音楽文化への鮮やかなオマージュと言える一枚を発表した。レゲエ、ヒップホップ、ブレイクビーツ、ベイス・ミュージックとクンビア、アフロビート、スカ、ブジェレンゲを融合させ、ビートとラテンアメリカの伝統的なリズムや楽器をも融合。色とりどり過ぎる様々な料理を、一つの皿に盛りつけ。そのあまりにも自然さに、この衝撃を忘れてしまう。このハイブリッド具合、凄くないか!?ゲストにコロンビアの女性モダン・フォーク・トリオ、ウワサのLa Perla。アフロ・コロンビアンコンボのAbsalon & Afropacifico に、バミューダ人シンガーのTroy Berkley が参加。今とセンスを感じるこの人選もさすが。情熱と情緒。ラテンのサボールをも進化させたエレクトリック・アフロ・コロンビア・ミュージックをここに発明。これはあの頃のその先にある音。彼の挑戦は間違いなく実を結んだ。様々なジャンルとラテン、アフロコロンビア音楽を繋ぐ、新たな可能性に光を当てる一枚には大興奮。この一枚を手にサウンドシステムに直行したい気分だ。ブラボ!マラビジョソ!(text by Amemiya KSK)
1. La Marimba Del Monte (feat. Absalon & Afropacifico) / 2. Piel De Piedra / 3. Pedacito De Coco (feat. La Perla) / 4. Negra Soy (feat. Monica Castillo & Mary Grueso) / 5. Guajiralta / 6. Recogela (feat. La Perla & Troy Berkley) / 7. Viche, Tumbacatre y Arrechon (version - feat. Absalon y Afropacifico) / 8. La Gaita De Las Aves / 9. El Mexicano / 10. Mariposafro(21oct03)<-font>(21oct03_22)<-font>